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2021.12.2竹内由恵アナウンサーと対談しました。(日本放送)

2021/12/04メディア掲載

https://omny.fm/shows/t-times/9-t-times

株式会社オンラインドクター.com 代表取締役 鈴木幹啓

2010年5月、小児科開業医としては最年少クラスである34歳で開業。

開院当時からインターネットを利用した広告、メディア露出による

自己ブランディング・経営戦略をもって

日本で一番忙しい小児科医と称される。

2021年7月には、オンライン診療アプリの横断検索サイト

「イシャチョク検索」を7月に立ち上げた。

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竹内: 和歌山県で小児科医として働かれていらっしゃる。

鈴木: 和歌山県新宮市という人口2万7千人の凄く田舎です。

竹内: お医者さんになろうと思ったのは?

鈴木: ドラマを見てですね。カッコいいなぁと思って。

竹内: お医者さんが主人公のドラマって本当に多いですもんね。小児科医を選ばれたのはなんでですか?

鈴木: 内科とか外科とか、麻酔科、産婦人科とか全てローテーションしたんですけど、私は、自治医科大学という特殊な大学を出ていまして、田舎で『Dr.コトー診療所』をやりなさい、というような大学だったんです。で、三重県で2名選抜されて、奨学金で行くわけなんですが、その代わり、田舎で働きなさいと。

竹内: そういう大学なんですね。

鈴木: Dr.コトーなんで、全ての分野をやらないといけないんですが、一番重要とされるのは内科なので、内科へのレールは敷かれていたわけです。でも

ある日、病棟で子供のすすり泣く声が聞こえて、お母さんは、内科で私が向き合って来た死とは、趣が違ったので、この分野で子供を助けたい、子供の命ってすごい大切だなと思ったので。小児科になりました。

竹内: 私も9か月の息子がいるんですが、私自身がこの世の終わりみたいな。誰かに安心させて欲しいって。そういった意味でも小児科医って神の様な存在っていうんですかね。お母さんたちから必要とされますよね。

鈴木: そうですね、はい。

竹内: 小児科医として働きながら、起業家としても、「イシャチョク」という、オンライン診療アプリを立ち上げられて、コチラはどのような?

鈴木: わたくし共が開発したのは、お客さん、患者さんは、クラウド上で順番待ちしていただいて、医者の手が空いた時に、患者さんにアクセスするっていう感じなので、その場その場で受けられるというような感じですね。

竹内: 例えば、患者側は、医者は選ばずに、とにかく今すぐ診てくれるお医者さん探してもらえる。

鈴木: そういうニーズですね。これには二つのメリットがあると思っていて、患者さんとしては一番早く診てもらえる。病院は選べないけど早く診てもらえるっていうニーズですね。

竹内: なるほど。

鈴木: 医者側からすれば、普通は対面で診療してるわけなんで、急にオンライン診療に入ってこられても困るわけなんですね。ただ、対面の診療が一旦途絶えたと、なんか自分で今時間あるなって思った時にアクセスすれば、そこに患者さんがいらっしゃるので、医者の空いた時間に患者さんとマッチングさせてもらうって感じです。

竹内: 全ての病院がこちらのオンラインドクターに登録しているワケではなくて、契約しているということですか?

鈴木: そういうことですね。

竹内: 2021年7月に「イシャチョク検索」を立ち上げられたそうですが、やはりコロナ禍でニーズが高まって来たんですか?

鈴木: そうなんです。私の小児科でも受診控えがありまして、やっぱり病院に行くと逆にもらっちゃうんじゃないかとか。日本一忙しい小児科と称されながら、自分では暇を持て余しているワケです。

竹内: そういった方、多いですよね。

鈴木: はい。そこに課題を感じまして、そこに患者ニーズがあるんだろうと思ったんです。患者のニーズに応えるのが私のクリニックの経営方針ですので、利便性の高いものを患者さんに対して使って頂くように、普及していきました。

竹内: そもそも、オンラインで診療を受けられることを知らなかったです。

鈴木: そうなんです、医療機関側が隠しているんです。オンライン診療をやっていることを言わないんです。診療報酬点数っていうのがあって、対面で診療するよりも、オンライン診療の方が安くなるからなんです。

竹内: あ~、そうなんですね。

鈴木: そうなんです。だから、自分の抱えてるかかりつけの患者さんがいますよね。オンライン診療を始めましたって公言しちゃうと、全部オンラインに流れちゃうじゃないですか。

竹内: なるほど。

鈴木: 対面で10もらえるものが、オンラインだと7しか貰えないんです。2021年現在は。

竹内: ええ。

鈴木: これが段々上がってくるとは思うんですけども。収益が減ってしまうので大っぴらに公表したくない、けども、必要な人には提供するから教えるパターンが多いんです。

竹内: 本当にやむを得ない方には、提供したんだけれども。今の時代は、オンラインで受けたというニーズが高まっているから、オンライン診療が増えるんじゃないかということですね。

鈴木: オンライン診療って、診療報酬点数が対面よりも低いですが、患者さんが切れた時に医者がアクセスすれば、開業医の損は何一つないじゃないですか。

竹内: そうですね、時間の有効利用できるって言う。

鈴木: そうです。自分の空いた時間を医療に費やせて、それが収益になるっていう、それが柱になるのでなので、自分ところでやってますよと公言しなくても、既存の患者さんは、そのまま対面で診て、新規の患者さんはオンラインで診ますよと手を挙げていただければ、患者さんも便利になるし、歯医者側も損をしない、構造ですね。

竹内: 新しい医療の形が始まって行くんだな~と感じさせるビジネスですね。今現在、どんな方が利用されているんですか?

鈴木: やっぱり仕事で検診を受けて、異常を指摘されたけど、仕事で受診できない方が一番多いですね。

竹内: なるほど。

鈴木: 次の層としては子育て世代で、竹内さんの様にお子さんをお持ちの方なんですけども多人数のお子さんをお持ちの方、例えば双子ちゃんだったりだとか、あと兄弟で、年子で3人くらい子供がいる方だったりとか。一人が風邪を引いたら、全員連れて行かないと病院に行けないんですよ。それってすごく大変でなので、そういった方ですね。

竹内: そうですね~、めちゃくちゃ大変。

鈴木: あと、お母さん方からは、メイクしたり、服を選ぶのが面倒くさいから「イシャチョク」を利用しましたとか。

竹内: オンラインの方が時間を取られないし、自分の都合のいい時間で診てもらえるので、本当に需要がありそうですよね。

鈴木: そうですね。

竹内: どのような会社にしていきたいですか?

鈴木: 日本で一番大きな会社ですね。

竹内: 楽しみです!なれそうな感じがしています!